日曜・祝日年末年始は休診
0155-38-3810
平日/8:30〜17:00、土曜/8:30〜12:00
歯を支える「歯ぐき」や「骨」の再生・造成をはかるため、自分自身の口腔内から必要な組織を採取し、不足している部分に移植する歯周外科治療です。必要に応じてPRP(多血小板血漿)を併用します。歯を支えているのは「歯ぐき」や「骨」です。その基盤となる「歯ぐき」や「骨」が健康でなければ、どんなに歯を磨いても歯を抜くことになります。歯周病治療やインプラント治療をはじめ、現代の歯科治療には欠かせない再生治療です。
自己の血液を特別な方法で分離し、血液成分の中でも良く傷を治す成分 (主にPDGF、TFT-β、EGFなどの成長因子)を濃縮します。その一部分を手術時に用いる手法をPRP(多血小板血漿)と言います。近年、再生医療の研究が進む中、この手法が確立され、 創傷治癒の促進、止血効果、組織再生能、術後の疼痛軽減を目的に世界で利用されています。 特に欧米では整形外科・皮膚科領域においても広く臨床応用されています。この手法は患者さまご自身の血液をその場で採取し使用するため、拒絶反応などもなく、安全で効率的に良好な結果の得られる手法です。
白血球を多く含む膜状に
活性化したPPP
多血小板血漿PRPを
活性化した状態
多血小板血漿PRPと
骨移植材と混和した状態
術前:萎縮して薄くなった骨が、歯ぐきにその輪郭をあらわしている。
移植時:移植予定部の大きさに合わせて採取した骨ブロックをチタンビスで固定
術後:術前と比べて十分な骨の再生と造成が確認できる。
通常のインプラント治療を行い、快適な食生活を送られている。
術前:黒変した歯根がすけて見える程、薄く軟弱になった炎性のある歯ぐき。審美的にも問題があるといえる。
採取した上皮付移植歯肉片
組織採取部
保護プレートによりカバー
術直後:移植時に縫合固定し仮歯を付けて終了した
良好な歯肉の再生と審美性の改善が両立した