2013.04.01(Mon)
ヒアルロン酸注射による審美性の回復
口唇をはじめとする口腔周囲軟組織は、歯科医師による治療が厚労省で認められている領域です。通常、美容形成外科等でヒアルロン酸注射を行っておりますが、口腔周辺の審美性の改善には、歯並びや咬み合わせ等の歯科治療の必要性を診査した上で、ヒアルロン酸注射やボトックス注射を行う必要があります。また歯科医師は皮膚表面への麻酔の他に、口腔内にも麻酔を奏功させながら施術するので、美容形成外科等のヒアルロン酸注射に比べて大幅に苦痛の少ない治療となります。ですから本治療法は、ヒアルロン酸やボトックス治療のサティフケートを所持し、口腔を熟知している歯科医師にこそ求められている治療ではないか思います。高齢化時代が益々進む今日、健全な口腔機能にて快適な食生活をお送りながら、同時に若さや健康美を保っておられる方も少なくないと思います。国内でも、ヒアルロン酸注射を施術している歯科医療機関は未だに極少数ではありますが、お悩みの方には大いなる朗報であると言えます。（写真上段は術前、下段は術後１日目）
