2012.11.23(Fri)
第30回日本歯周外科学会静岡大会にて座長を務める
本学会・専務理事である岩田哲也先生(名古屋市開業)の教育講演「高齢者社会において歯周外科をどのように取り入れるか」において座長を務めました。岩田先生をはじめとし他のスピーカーの先生方の興味深い講演内容に刺激を受けて帰途につきました。
本大会のメインテーマは「インプラント治療の安全」であり、昨今のインプラント治療における事故等への警鐘を鳴らす講演内容でした。インプラント治療自体の成功率は非常に高く、多くの歯科医師は失敗症例を経験したことがないのではと推察します。私がインプラント治療を手掛けて10年以上経ちますが、明らかな失敗症例や医療事故には未だに遭遇しておりません。
しかし、今日の日本は世界一の長寿国であり超高齢化社会に突入しております。持病を幾つも抱える人が増える状況で、歯科治療をどのように提供すべきなのでしょうか。前例のない高齢化ゆえ医療がどのような形であればよいのか歯科界自体が取り組んでいるところです。私としては多くの方の食生活を支える医療である為に、十勝帯広から今後も幅広く専門的に推し進めたいと思っております。