2010.03.28(Sun)
第3回 ITI Study Club 帯広 講演を終えて
去る3月28日(日)帯広市民文化ホールにて、第3回ITIStudyClub帯広が開催されました。十勝帯広にてインプラント治療に取り組んでいる歯科医師を対象に、上浦庸司先生(小樽市)から海外の最新トレンドとなっている治療情報の報告と、私からは過去10年間の骨移植・歯肉移植等の難症例への治療法を、実際の写真と動画を基にお話しさせて頂きました。私の講演後には関心のある多くの先生からご質問をお受けし、治療法について細かくお答えさせて頂きました。日曜日の午後にも関わらず参加された先生方の、熱意と意識の高さが窺われました。
国内においてもインプラント治療を行う歯科医師は年々増加しており、今後はさらにインプラント治療が普及すると思われます。インプラント治療後の安定した予後には、抜歯後の萎縮した骨や歯肉に対しての再生治療や、歯周病の根本的治療、更には咬み合わせの治療まで総合的に行うことが必要です。
そこで今回は、一般の歯科ではあまり行われない骨や歯肉の移植や、血液を用いた再生治療を併用したインプラント治療について講演した次第です。今後も更に学究的に取り組みながら良質な医療を提供し、人間の普遍的な幸せを追求して行く所存です。( 院長 松橋 )