- インプラントについて
- インプラント治療の方法
- インプラントQ&A
- インプラントの症例紹介
インプラントとは、英語で物を植える(plant)と言う言葉が語源です。ご家庭の鉢植えのプランターを思い出していただけると、ご理解いただけるかもしれません。以前にインプラントによる治療を受けた患者さんはご存知の事と思いますが、「インプラントとは何なのか?」、「歯科医療ではどのようにインプラントによる治療が行われているのか?」、「治療の費用はいくらくらいなのか?」、「治療期間は?」など簡単に説明していきましょう。
インプラントとは?
簡単に言うと人工の歯根なのです。一般的には、歯が無くなった場合に入れ歯を使用して頂くのですが、どうしても入れ歯を入れられない時や便利性・快適性を追求していくと「インプラント」による治療となるわけです。インプラント自体の材質は純チタンを使用しています。純チタンは骨折などの際、骨と骨をつなぐ時に、骨中に埋め込むプレートとして使われています。その材料で作られたインプラントは、私達の体にとって安全な物と言えるでしょう。1985年以前に主流であったタイプは骨と結合しない物でした。しかし、最近のタイプは完全に骨と一体化し、以前のタイプとは全く別の概念で開発されています。
● 適応症例拡大の為、最新のインプラント植立技術を導入しています。
現在、インプラントの植立では、様々な先端技術を応用しています。以前までは、インプラントを植立する部分の骨が、充分あるケースにしか治療を行っていませんでした。実際には、インプラント治療を希望される患者さんの、該当部分の骨量が不足している事は多々あるので、以前は、取り外し式の義歯や、歯と歯をつなぐブリッジで対処していました。しかし、現在では、ハイレベルな治療を希望される患者さんの増加と、歯科医療技術の格段の進歩により、インプラントほとんどのケースに対応できる様になりました。
骨の厚みや高さが充分にある方には、通常の方法でインプラントの植立を行っています。一方、骨の量が不足している方は、骨を増やさなければインプラントの植立を行えません。また、造骨術無しにインプラントを植立しても、長期の安定が得られにくいのです。
この治療法は、歯科医師のレベル(歯周外科手術の症例数・難症例治療件数等)により、インプラントの植立の可能性や、治療の質は大きく変わります。最新の再生医療である高血小板血漿(PRP)の併用で回復が早く、最大限の治療効果が期待できます。
GBR法・リッジエクスパンジョン法
通常のインプラント植立時において、よく使われるテクニックで、少量の骨の欠損部を移植骨や、骨補填剤でおぎなう方法です。インプラントの植立と同時に行い、吸収性の人工骨膜を使用する場合があります。
ベニア・グラフト法
骨の厚みを大幅に回復させる場合に用いる方法です。他の部位から骨を採取後に移植し、GBR法を併用します。インプラントの植立に先立って行う場合があります。
ソケット・リフト法
主に、上顎臼歯部の骨の厚さが5~10ミリの場合に行います。この方法もよく使われるテクニックで、上顎臼歯部治療の約70%に用いられます。
サイナス・リフト法
上顎臼歯部の骨の厚さが4ミリ以下の場合に行います。前述したソケット・リフト法では対応できない症例に用います。この方法は、インプラントを植立する6ヶ月前に行 っておきます。ですから通常の植立方法に比べ、6ヶ月程治療期間が延びるデメリットがあります。しかし、確実に骨を増やせます。上顎臼歯部治療の約10%に該当します。
以上の方法を併用で行う事により、インプラント治療を受けられる方の適用が格段に広がり、またインプラントが長持ちする様になりました。

